2018年2月17日土曜日

「薪スト-ブのメリット・デメリット①」

 オリンピックが始まったと思ったら、あっという間に2月も半ばを過ぎました…まだまだ寒い日が続いています。くれぐれもご自愛ください。
 最近若い世代に人気があるという薪スト-ブ。テレビの話題にも取り上げられることが増えました。

 当社では冬の間はもちろん、春先まで薪スト-ブが大活躍しています。薪ストーブに憧れる人はとても多いようですが、薪ストーブと30年以上付き合ってきた体験から、メリットとデメリットを検証してみます。




 初めにメリットについてです。

まず着火についてですが、薪と焚付けさえあれば意外に簡単です。変な臭いもなく、機械音がしなくて静かです。電源が不要なので、東日本大震災後の計画停電でも全く心配がありませんでした。当社ロビーの場合は、煙突が真直ぐ屋根に抜けていることと、よく乾いた薪を燃やしていることで、煙突掃除も5年に一度で問題なく使えています(あくまで当社の場合ですが)。

なんと言っても暖かさがじんわり、ほんわかとしていてとても楽です。はじめは炎の輻射熱で体と壁、床、天井を暖め、しだいに室温が上昇してきます。遠赤外線効果で温泉のように暖まり、少しくらいの風邪なら治ることもあります。

炎のゆらぎによる癒し効果も魅力です。さらに照明を暗くすれば、微妙な話もしやすいロマンチックな雰囲気に。暖かさと光に吸い寄せられるように家族(や猫)が集まってきます。団らんの核とも言える求心力、家族に秘密は生まれないかもしれません。

また薪を運び、ストーブにくべて火をつける作業は、楽しくて適度な体と頭の運動になります。子供も知恵がつくことでしょう。私の両親は、自分で動ける間はファンヒーターには目もくれずに薪を燃やしていました。




次にデメリットについて。こちらのペ-ジをご覧ください。→「薪スト-ブのメリット・デメリット②」


2018年1月31日水曜日

「薪スト-ブのメリット・デメリット②」

次に、デメリットについてです。

 本場ヨーロッパや北米の製品は高価です。さらに煙突工事や床、壁の防火対策に本体と同じくらいかそれ以上にお金がかかります。安く済ませようとして石油ストーブの煙突を転用したところ、危うく火災になりそうになったという話も聞いたことがあります。また、煙突に曲がりや横引きができてしまう場合は、うまく燃えないこともあり、煙突掃除の頻度も増えることになります。
灰は頻繁に捨てる必要があります。役所のごみ収集には出せないので、捨て場所も考える必要があるでしょう。一度設置したら動かせませんし、夏も場所をとります。

しかし、何と言っても薪の入手がカギになります。販売、施工した業者で用意してくれれば良いのですが、なかなか安定的に供給するのは難しいようです。薪の入手方法によっては燃料代が安くも高くもなります。安く入手するには、基本的に自分で薪運び、切断と薪割り、薪積みの作業をすることを覚悟しなければなりません。薪の保管が悪いとシロアリの巣になってしまいます。




 薪を家の中に運び込むときは、ゴミやほこりだけでなく、冬眠中のゴキブリやムカデがくっついてくる場合もあります。トゲが刺さるし、ススで手が黒くなるし、やけどにも注意が必要です。服が汚れるので、普段着は作業服かアウトドアっぽい服にならざるを得ません。
慣れれば着火はさほど難しくないといっても、ボタンひとつというわけにはいきません。タイマー運転もできません。部屋全体を暖めるのには少し時間がかかるし、火力の調節や薪の焚べ足しはもちろん手動です。
 一昔前の生活のように、常に手間と注意が必要になります。したがって家族全員が扱えるとは限りません。苦手な人もいるでしょう。得意な人が病気するとみんなが困ってしまいます。




薪ストーブをメインで使う場合は、いざという時のためにバックアップの暖房が必要だと思います。また、薪ストーブに代わるものとして、灯油の鋳物ストーブやペレットストーブをお使いの方もいらっしゃいます。
 以上、メリットはそのままデメリットでもあると言えます。そして、そのどちらも大きいのが薪ストーブの特徴です。それでも手間と注意を楽しめる個性と環境条件が揃えば、お勧めしたいアイテムです。



2018年1月5日金曜日

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。

 良いご縁のおかげで健やかに仕事ができていることを、大変幸せに感じております。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成30年元旦 
中島林産株式会社 代表取締役 中島桂一